分析機器に付属するパソコンは一般に使用されるパソコンとは全く違う用途となります。
一般的に使用されるパソコンは最新のものに更新してしまえば良いですが・・・・・
制御用のソフトが往々にして最新のOSに対応していないことが殆どです。
そのため、パソコンが壊れてしまった場合、ソフトウェアの更新に高額の費用がかかってしまったり、メーカー様が最新のOSに対応するソフトウェアを開発していなかったりするため、機器の更新を余儀なくされるケースが多くあります。
また、制御用のパソコンを組織内のネットワークに接続したくてもOSが古いため接続できず、大事なデータをクラウドに保存できない等の問題が発生致します。
一般的なパソコンの修理サービスですと、古い物は修理不能と言われたり、データの修復に対応していなかったり、分析機器制御用ソフトウェアのインストールまで対応していないことが殆どです。
GarretLaboでは分析機器に特化したパソコンのサポートを提供致します。
基本的に1件1様の価格となります。作業費、派遣費は弊社の価格体系に準じます。
勿論装置との接続までサポート致しますし、修理可能かどうか事前チェックも可能です。
古いパソコンの修理を良く依頼されます。今の所修理成功率は9割以上となります。
事例1
H社 HPLC制御用PC 起動しなくなってしまった:OS Windows8
起動しなくなった原因は、マザーボードの不具合でした。
マザーボード上のコンデンサを交換し、正常に起動することを確認しました。
費用計:¥37000-
事例2
J社 HPLC制御用PC データの自動バックアップを行いたい : OS Windows10、Windows7
実験室内でクローズドネットワークを構築し、簡易NASを設置しました。
位置的に届かないPCについては無線LANにて接続を行いました
学内ネットワーク用に踏み台PC(Windows11)を設置し、リモート環境に対応しました。
費用計 :¥212.000
事例3
S社 HPLC制御用PC 起動しなくなった :OS Windows8
メーカー様のHPで更新プログラムが配布されていたため、新規PCを設置してソフトウェアのインストールを行いました。
現PCも一時的に復元し、測定条件及びデータの移植を行いました
費用計 :¥199,100
事例4
H社 分光光度計PC 起動しなくなった :OS WindowsXP
メモリの不具合でした
メモリを中古品と交換し、動作確認を行いました。
費用計 :¥21,000
事例5
J社 分光光度計PC 時々シャットダウンしてしまう :OS WindowsXP
状況証拠から電源系の不具合と推測されます。
弊社のチェックでは症状が確認できず、不具合箇所も発見できなかったことから、電源、マザーボードの中古品への交換を実施しました。
装置との接続及び動作を確認しました。
費用計 :¥45100
事例6
S社 HPLC用PC 装置と接続できない :OS Windows7
SCSIカードが破損していました。
同等中古品を調達し、接続の確認を行いました
動作もかなり厳しかったため、HDDをSSDに交換し、メモリの増設を行いました
費用計 :¥55000
事例7
A社 LC/MS用PC 起動しない :OS Widnwos2000
HDDが破損していました。本体マザーボードが破損していました。
可能な限りのデータ復旧を行い、同型PCの中古品を調達し、残存していたソフトウェアをインストールしました。
データ復旧費用 :¥30,000
費用計 :¥110,000